札幌市は、市民1人当たりが1年間に排出する二酸化炭素の量が2010年に6.15tになるとの試算をまとめた。市は「温暖化対策推進計画」で同年の目標値を5.17tとしており、達成には1人当たり約1tの大幅削減が必要になる。市は目標達成にむけ公用車への低公害車の導入など具体論を盛り込む方針だ。
市環境局は「すべての市民が“さっぽろエコ市民”になる」ことを目指して計画を改訂し、官民を挙げた省エネや省資源の実践、効率的な自動車利用、緑化の推進などを柱に据える。「一人ひとりが自覚を持って、具体的な行動をしてもらい、目標を達成したい」(3月20日付北海道新聞より)
目標値の5.17tというのは、1990年に5.5tだった市民一人当たりの年間排出量を2010年に6%減の5.17tにするという京都議定書に習った目標値である。
しかし、札幌市では、さっぽろエコライフ宣言者がすでに10万人を超え、また宣言者は自動的にチームマイナス6%運動にも参加していることになるので、自治体としては日本でも1番の参加人数を誇っており、地球環境保全に対する札幌市民の意識は高い方だと思う。
そのような中で、一人ひとりの自覚と具体的な行動によって目標が達成されるのだろうか?
札幌市では、少し郊外に行けばまだまだ自然も多く残されており、二酸化炭素の吸収量も多いのではないだろうか?
国全体としても、排出量ばかりでなく吸収量も加味した捕らえ方(過疎化している地方の二酸化炭素吸収での貢献を加味した財政支援策など)についてももっと深く考えていく必要があるように思う。

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